基本

昨日は

息子を連れてお花のお稽古へ

 

先生は

息子を

一人の人間として

敬意を持って接してくださるので

 

息子も

周りの大人をよく観察したり真似したりしながら

その場の一員となろうと努力している

 

先生はいつも

息子に

たくさんの質問をする

そして

息子の答えたことに対して

真剣に考えて

また言葉をくださる

 

隣で聞いているわたしは

先生、それを三歳の子供に言っても・・・

ちょっと笑ってしまいそうになるけど

 

先生も息子も本気でやりとりしていて

 

いつもお花からの帰り道

息子から

 

お母さん、先生今日は こう言ってたね

とか

あの言葉はどんな意味?

とか言われて

 

その度に

笑ってしまいそうになった自分を反省する

 

先生も

次のお稽古でお会いすると必ず

 

息子が答えた内容や選んだ言葉について

あれはどういう気持ちで発したのか

とか

あの行動を母親としてどう考えるか

とか

今度はわたしが質問されて

 

息子が何を言ったのか全然覚えていなかったり

息子の言葉や行動を全然深く受け止めていなかったり

息子に対して繊細さに欠けていた自分を

また反省する

 

昨日の先生と息子の会話は

先生の

「敵は己の中にいるんですよ」

で閉じられた

 

先生の本気度がすごすぎて

涙が出そうだった

 

そして以前

名越康文さんがツイートしてた言葉が朧げに浮かんできて

確か、お気に入りにいれておいたよなー

って思って探したら

あった

 

改めて読んでみると

 

身の引き締まる思いです

 

「子供は尊敬しないと逆襲してくる。だから息が抜けない。子どもが大人に教えてくれることの第一は、人は敬意が基本ということ。」2013年9月22日名越康文ツイッター

 

だから、という一言だけ除いて

肝に命じます