お茶会

きのうは 待ちに待ったお茶会で

私は 二人のお仲間と一緒に

立礼のお席を担当させていただいた。

御園棚。

秋晴れの空の下、

赤い傘と黒い棚。

本当に素敵な素敵な素敵なお席だった!

ああ、写真撮っとけばよかった!


お道具のお取り合わせとか お菓子とか 茶杓銘とか 

いろいろいろいろ考えて考えて

考えたものがボツになって

また一から考えて


最終的に


お菓子は 西洋銀座の栗マカロン

茶杓銘は 和敬

お茶碗は 京焼(琳派)、萩焼

蓋置は オランダ写

水指は ターコイズブルーの 末広水指

釜は 雲龍釜


とした。


これが正しいか正しくないかは

もはや 謎!!


お茶会も 相当勉強になったけど、

お茶会までの日々が

とにかくお茶のことばかり考えていて、

それはとても幸せで素晴らしい経験だった。


わからないことにぶち当たるまで

わからないことすらわからない


ということに気づいた。


愚かなものです。


そして今回痛切に感じたのは


お正客によって

こんなにも お席の雰囲気が変わるものか、と。


やはり、

なんていうか

人間性。


ああ、ほんとうにほんとうに


大きくてあたたかくて

強くて優しくてしなやかで

美しくて爽やかで

直感的で 

賢くて 

ユーモアとウイットに富んだ人間に、


どうか なれますように。


なれますようにと願っているばかりではいかんので

なれますように頑張る。


ああ。

神様、

わたしは 幸せです。

学びたいことがたくさんあって幸せです。

やるべきことがたくさんあって幸せです。